製品化のリスクを最小限に「まずは1setで性能評価を進めたい。」そんな顧客のご要望に対応すべく、自社開発による成型体加工システムの運用により金型レスサンプルによる実装評価を可能としました。
ハイパワーに特化
大電流用リアクタに特化した物造りを基本として、顧客のニーズを道標に欧州研究機関との協業を通じ企業の持つ経営資源を最大限に活用。 工場運営は日本的管理と中国式管理の融合を図り、「最高の技術で最良の品質」の具体化を目指し日々研鑽を続けています。
近年、コイル・トランス市場の成長は著しく、その中でも、産業用機器・非接触給電・自動車関連市場は大きな成長が見込まれます。DTTフェライトグループは大型化と高周波化にともなうフェライトコアへの高機能化等、顧客ニーズを実現すべく、「最高の技術で最良の品質」をコンセプトとして高性能大型フェライトコアを供給します。
製品化のリスクを最小限に「まずは1setで性能評価を進めたい。」そんな顧客のご要望に対応すべく、自社開発による成型体加工システムの運用により金型レスサンプルによる実装評価を可能としました。
ハイパワー用回路には高周波化にともない金属系ダストコアからフェライトコアへの移行が進んでいます。当社は原料造りから一貫した管理体制のもと、各種高機能材を取り揃え顧客のニーズに対応します。
大型フェライトコア専用ラインを増設しMn-Zn系、Ni-Zn系のソフトフェライトコアの一貫生産を進め、半導体設備市場、・AGVを含む非接触給電市場、・V2H市場などに大型フェライトコアを供給しています。
太陽光発電装置のパワコン(Power Conditioning System:PCS)のDC入力回路やサーバ、エアコン等の大型電気機器のPFC 回路のように大電力のインバータ回路にはHigh-Power Inductorが使用されます。
非接触給電の重要技術は①高効率化(発熱低減・総合効率向上)②高機能化(大電力・長距離・大面積・薄型)③安全(ノイズ対策・金属探知)ですが、高効率化のキーポイントは高周波損失の低減です。当社では高効率材としてDTT-P95をご使用頂いています。
GaN半導体デバイスの発展とともに、電源の更なる小型化・高効率化に向けMHz帯高周波駆動が可能な電源開発が進められています。一方、使用される磁心材料 に対しても高周波低損失の材料が必要とされています。弊社では新しく"DTT-F4" の開発を進め量産体制を確立致しました。
近年の電子機器に対する電磁障害規制は厳しさを増しています。一方で回路設計は高周波化にともない対策周波数も幅広く、電子機器電源のスイッチング周波数の高調波成分である高周波ノイズの対策が必須です。
フェライトコアの大型化要求に基づき、当社では接着工法から一体成型化に向けた成型及び焼成技術の深耕を進めています。
当社では各種お問合せ、お見積り、技術打合せは日本語での対応が可能です。言葉を気にせず製品に注力できる環境は顧客の信頼に向け大きな力と成り得るものと確信しています。何なりとお申し付け下さい。
私達は電気機械部品など各種受動部品の世界的なリーディング・メーカーであるWürth Elektronik社の認定工場として、更なる信頼と安心を世界に供給するために、「主要分野の明確化」と「製造技術の拡充」を図り、市場動向に追従すべく「製品開発の深耕」を進めています。
大電流用リアクタに特化した物造りを基本として、顧客のニーズを道標に欧州研究機関との協業を通じ企業の持つ経営資源を最大限に活用。 工場運営は日本的管理と中国式管理の融合を図り、「最高の技術で最良の品質」の具体化を目指し日々研鑽を続けています。
大型形状の一体成型技術の確立 従来の複数ピースからなる接着工法から一体成型化を可能としました。この技術は原料粉末技術・成型技術・焼成技術からなる取組により可能となったものです。
材料開発の拡充と並行して焼結技術開発を進めるべく、昇降式小型焼結炉の導入を行ないました。これにより更なる高性能化への展開が可能となりました。
DTTフェライトグループの情報をお届けします。
当社におけるMn-Zn系ソフトフェライトコア生産システムが自動車産業品質マネジメントシステムであるIATF16949:2016に認定されました。
2023年5月9日~11日ドイツ・ニュルンベルクで開催されるPCIM Europe 2023出展に向け準備を進めています。当社が定期的に出展しているPCIM Europe は、パワー エレクトロニクスとインテリジェント モーションに関する国際的な会議および展示会です。なお、日本市場では2024年テクノフロンティアに出展を予定しています。
当社製DTT-P4 PQコアがV2Hコンバータトランス用フェライトコアに採用されました。